第6話 「問題」

 

 

香川高校生フェスタ会議(6回目)
 
優子:あっ、来た来た!麗子ちゃーん!こっちこっちー(ぽかっ)いったーい!
麗子:ったく、ファミレスで騒がないでよ・・・
月葉:でも、どうして急に「ファミレス」なんですか?
聖子:それについて、渕さんから本日遅刻&例会場所変更のメールをいただいてます。
 
絵里奈メール:『スマン!いつもの場所、選挙事務所に使うとかで押さえられてもうた。たまには向こうの顔を立てとかなアカンねん・・・で、代わりに近くのファミレスを押さえといたから、あとはそっちでやりくりしてや。』
 
聖子:・・・だ、そうです。
メグミ:そういう事情なら、仕方ないよな。淵崎さんも何かと複雑な家庭環(ゆみこが口を塞ぐ)むぐぐっ!?
ゆみこ:(それは大人組だけの秘密でしょ!)
メグミ:(おお、そうだった・・・ごめんごめん。)
澪:あ、ピザとポテトが来ました・・・ありがとうございます。ここに置きますね。
茜・アクア・鈴猫:いっただっきまーす!
メグミ:・・・うん、うまい!たまにはファミレスもいいもんだな。
優子:はい!この味なら、絶対10位以内には入ってますね!早く当てて帰りましょ♪
一同:・・・・・・・・・・・・・・・
聖子:じゃあ、そろそろ会議始めましょうか。
優子:・・・・・・・・・お願い、誰かツッコんで。
 
リハーサル+参加枠
優子:この前徳島に行ったとき、高校生達に宣伝してきました!当日の参加資格はなくても、リハなら来てくれるんじゃないかな、って思って。
百合子:んー、私としては、リハはなるべく身内だけでやりたいんだけど。問題が漏れる可能性もあるし。
優子:あ、そっか。はうぅ・・・
聖子:でも、本番には呼んでいいんじゃない?
一同:おおっ!
メグミ:門戸を広げる、ってことだな!
ゆみこ:そうね。これは香川だけが抱えてる問題じゃないから・・・
聖子:とりあえず、参加資格を四国四県に広げてみましょう。神田さん、早速ホームページの更新をお願いできるかしら?
澪:はい。早速。
 
問題吟味
(全員、作った問題を机の上に並べる。)
優子:こ、これ全部吟味するんですか!?
まや:早押し問題だけで、人数分×30問、各コーナーでの特殊問題が・・・400問超えますよ〜!
麗子:文句を言う前に、手と目と頭を動かしなさい。
 
(議論すること数時間・・・)
 
アクア:結構進みましたね・・・これであと何問ですか?
遥:まだ吟味してないのが・・・3ラウンドの問題が、タイプT20問、タイプB50問、タイプM90問、4ラウンドのタイプRが最低6問、まだ200問近くありますね・・・あ、ついでに優子さん担当の早押しが30問、ペーパーが26問です。
優子:どうして私だけついでなんですかっ!?(ぼかっ)いったーーい!
麗子:愚痴ってないで、手と目と頭を動かしなさいよ。
鈴猫:はわわ・・・津島さんのツッコミに、手加減がなくなってきたある・・・
聖子:みんな疲れてるみたいね・・・仕方ないわ、今回はここまでにしましょう。
優子:私のペーパーは、宿題にします!皆さん、あとでメールで感想くださいね!
 
ゆみこ:やっぱり大事なのは、司会と問題読みね。本当は2人ずつ欲しいけど、人数はギリギリだから、そんなに人員は割けないわ・・・
百合子:特に問題読みは、人が変わると解答者のペースも変わっちゃうから、今回初心者向けの大会というのも考えると、1人がいいんじゃないかしら。
(そんなことも加味しつつ・・・役割分担完成!)
茜:これで、やることが決まりましたね。小道具作成と配布、頑張ります!
優子:あ、あの・・・私は?
麗子:あんたはパソコンとモニター運ぶ担当だって決まってたじゃない。
メグミ:そうそう。パソコン操作担当、よろしくな!
優子:は、はい!精一杯やらせていただきます!ごくごくごく・・・んぐぐっ!げほ、げほっ・・・
鈴猫:あらら・・・ドリンクバーのジュースを喉に詰まらせてむせてるある。
月葉:ほら、麻生さんしっかりしてください。誤飲に注意して・・・(背中をさする)
優子:あ、ありがとう・・・あ、「誤飲」のところを「発言」にすると面白いかも(ぽかっ)いったーい!喉の通りが良くなったー!
麗子:・・・よかったじゃない。
メグミ:しかし、こんな状況でもボケを仕込んでくるんだな。優子は・・・
 
 
絵里奈:お待たせー!あ、あれ?みんな帰り支度してはる・・・
ゆみこ:はい。今日はもう遅いし、切り上げるところです。
麗子:問題のチェックと追加、清書、原稿作成は、次回までの宿題になりました。
澪:淵崎さん、ご馳走様です・・・くくっ。(伝票を手渡す)
絵里奈:え・・・な、何やこの金額!澪、ちょっと待た・・・おらへん!あいつら、逃げ足速っ!
 
 
 

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