コラム第3話「司会の資格」

 

 

優子:2011年9月14日、ヘキサゴンが終了することが発表されました。
透子:一時は一週間のうち6日もあった、フジテレビゴールデンのクイズ番組は、ついに「ネプリーグ」と「ペケ×ポン」を残すのみです。
アクア:地上波放送全体で考えても、早押しをやっているレギュラー番組は「アタック25」だけということになります。
絵理奈:○×だけでなく、早押しも消えるか・・・
百合子:これが、世の中の流れなんですかね・・・
 
麗子:さて、いろいろあって2回ほど代理司会を立てて放送されたヘキサゴンですが、1回目は藤本さん&つるのさん、2回目は品川さん&上地さんが司会でした。
聖子:どちらが面白かったかというと・・・
百合子:後者ですかね・・・
真由子:そうですね。上地さんの自由さを、品川さんが上手く笑いに変えてたと思います。
メグミ:で、品川さんがミスしたら、上地さんがちゃんとフォローするし。いいコンビだったよ。
 
絵理奈:これはウチの考えやけど、クイズの司会なんて、賢くなくてもできる。こいつでも例会の企画できるくらいやしな。(視線だけ優子に向ける)
優子:・・・・・・・・・ほへ?(気付いてない)
絵理奈:結局、「その場の空気」なんやな。司会者が盛り上げようと頑張って、解答者も盛り上げようと頑張る・・・そこが上手く噛み合うと、盛り上がる。
聖子:でも、何かがずれてると、たとえ司会者と解答者の両方が面白くても、盛り上がらない。同じ司会者と解答者でも、毎回同じように盛り上がるとは限らない。不思議だけど・・・それが「バラエティ」なのよ。
ゆみこ:私達の世界でも、そうですね。
優子:だから、これから学園祭や文化祭でクイズ大会の司会をやるあなた!恐れることなくチャレンジしてください。積極的に前に出てください。ミスしてもいいです。もし盛り上がらなくても、それはあなた1人の責任じゃないです。そして、どんな結果になっても、そこから場を盛り上げるためのヒントを掴んでくださいね!
麗子:なんであんたが締めるのよ・・・
メグミ:しかも、妙にまともなんだよな・・・
 
 
 
オマケ
ゆみこ:ここまで読んでも「いーや、クイズの司会は賢くなければ務まらない!」と思っているあなたに、朗報です。
遥:ユースケ・サンタマリアさんは、かつて「ぷっすま」で、「日本地図で徳島を指さしなさい」という問題に、香川県を指さしたことがあります。それでも彼は「平成教育予備校」の司会を務めあげました。
麗子:・・・「UDON」の主演だったわよね・・・彼。
澪:今年の高校生クイズ、司会は東大出身の日テレアナウンサー、桝太一様でした。立ってるだけの彼を、あなたは「面白い」「良い司会者だ」と感じましたか?・・・くくっ。
 

 

 

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