コラム第22話 2択のある風景(原案・帰還者斗桝)

 

優子:ちゃっちゃっちゃらっ♪ベッドの、周り〜に〜(ぽかっ)いったーい!
麗子:だから、歌はやめろって言ってるでしょうが……
遥:今回は、テレビ番組で行われているクイズを、2択に焦点を絞って短く解説します。
聖子:いわゆる小ネタ集ね。
絵里奈:だからあの曲なんやな。

 
・アタック25
遥:『アタック25』の2013年間チャンピオン大会は、2012年と同じ形式でした。
茜:2012年から予選に○×クイズが始まったんだけど、セットが・・・
アクア:セットが、どうしたのですか?
茜:解答者席の「○」は黒地に白の表示なのに、背面の大型ディスプレイには青地に白で表示されたの。
アクア:えっ、そうでしたか?私には解答者席の表示も青に見えましたが・・・
澪:映像を確認してみますね・・・・・・これは、藍色ですか?
優子:うーん。青って言われれば青だけど・・・
鈴猫:明らかに、大型ディスプレイとは色が違って見えるある。
遥:なぜこんなに見た目が違うものになってしまったのでしょう・・・光の角度とか?
 
 
・高校生クイズ
遥:去年(2013年)の『高校生クイズ』では、予選で13年ぶりに「YES NOクイズ」が復活しました。
優子:ほへ?去年も一応やってなかった?○×クイズ。
麗子:そうじゃなくて、「○×」という名称から「YES NO」に戻ったという話よ。
ゆみこ:そう言われれば、確かに今までずっと「○×」と呼んでたわね。
メグミ:・・・何故、今さら戻す必要がある。
澪:ところが、海外ロケの敗者復活戦では「突撃○×どろんこクイズ」という名称になっていました。
絵里奈:なんやねん!わずらわしいわ〜。
聖子:別にどちらでも構わないけど、「YES NO」なのか、「○×」なのか、名称は統一してほしかったわね。変な混乱を招くわ。
 
 
・CM
みゆき:「どろんこクイズ」はENEOSのCMでも登場していました。
メグミ:司会役は福留さんが良かったな〜。
ゆみこ:トメさんはブランクがあったし、仕方ないかも。彼の名調子を楽しむのは、BSフジの音楽番組『ザ・スター リバイバル』に期待しましょ。
遥:さて、ENEOSのCM内容ですが、白の乗用車が○印のボードを突き破ると、そこには泥のプールが待ち受けており、泥まみれに。続いて、水川あさみさんが×印のボードを突き破って、カッコ良く正解を決める、という流れでした。
メグミ:でも、あれって○が不正解だった時点で、答えが×なのは確定だよな?
みゆき:・・・あれを「見事な飛び込みでした」って言われても・・・
百合子:あと、本当の「どろんこクイズ」では、○と×の両方にどろんこプールが用意してあって、スタッフが問題に合わせて大きなブルーマットを数人がかりで正解のほうに敷いていたのよね。スタッフはそのまま待機して、解答者が飛び込んだときに支える役目をしてた・・・
絵里奈:そこに車が飛び込んだら、どえらいことになるで。
 
 
・『Kiss My Fake』
月葉:10月からは、TBS系で新しい番組『Kiss My Fake』が始まりました。ジャニーズ系のアイドル・Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)が週替わりゲストと対決するクイズ番組です。
百合子:番組の性質上、2択が多いわね。提示されたお題が「ホンモノ」か「Fake」(偽物)かを当てるのが主旨だから。
澪:キスマイ側とゲスト側に分かれての、チーム対抗戦で行われます。キスマイ側が負ければ、メンバーのうち、電子ルーレットで選ばれた1人が、次回の放送に出られません。代わりに、エキストラの男性が、「Fakeメンバー」として席を埋めることになります。
ゆみこ:ブレイク中のメンバーだけに、出演機会が減るのはキツいわ。
メグミ:ゲスト側が負けた場合は?
遥:負けたゲストは、次回から『Kiss My Fake』に出演できなくなります。
聖子:・・・それ、デメリットになるの?
澪:視聴率によりますね……ええと、○月○日分の視聴率は・・・・・・くくっ。
麗子:(PCの画面を覗き込む)こ・・・これは・・・
絵里奈:澪はんが笑うんも無理ないな・・・
 
 
・キス濱ラーニング
優子:テレビ朝日系の『キス濱ラーニング』シリーズでも、2択はよく出てくるわよね。『2択クレープ』とか。
麗子:うまく差別化を図れないと、淘汰されそう・・・ちなみに、こっちの視聴率は?
澪:見ますか?TBSとテレビ朝日の勢いの差を嘆きたくなりますが。
麗子:じゃあ、やめとくわ。

 
 
絵里奈:・・・なんか、いろいろ言うてるうちに、2択やりたくなってきたな〜。
聖子:そうね、次回は2択の企画を組んでみましょうか。テレビのクイズではできないことをできる・・・それも、全国のクイズサークルの活動理由の1つなんだから。
 
 
 

 トップページへ

 

inserted by FC2 system